発達凸凹アカデミー主催 伊藤真穂インタビュー

アカデミー設立までの経緯を教えて下さい。

次男が発達障害だと知った当初は、私も情報がなく困っていた時期がありました。自分も勉強したいと思い、同じような悩みを持つママ向けに、専門の先生をお呼びして講演会などの活動を続けていました。

そんな活動の中で、何度も足を運んでくれたママたちもどんどん元気になってきて、「かつての自分のように困っているママたちのための助けになりたい!」と言ってくれるようになりました。

そして、自分の子育てしか経験のない方でも専門的な知識や手法を学べて、肩書となる資格も取れる学校にしたらいいかなと思って、2017年に発達凸凹アカデミーを立ち上げました。

伊藤真穂

アカデミーでは何を学べるのですか?

日常の困りごとの原因と解決策がわかる「効果的な支援策」、体の中という視点で食からのアプローチをする「偏食と食事療法」、親子の安定した土台作りをする「タッチ&アロマケア」の3つです。

なぜ、この3つが重要なのですか?

私も公的な施設や民間施設で、たくさんの療育方法を試しました。その中で、この3つは障害の度合いや年齢に関係なく、子育て中の親なら誰もが知っておくべきことだなって思ったんです。実際自分も続けられて、効果を感じたのはこの3つでした。

子どもの障害がわかった時、「子どもができないのは自分のせいだ」と不安と焦りでいっぱいで、何かしていないと親として失格なんじゃないかって思っていました。そんな時に「最低限これだけ知っておくといいよ」って誰かに教えてもらえていたら、すごく楽だったと思うんです。

3人の先生も、皆さんそれぞれ分野の違うスペシャリストなのに、この3つを柱とすることに、すごく納得して同意してくれたことが、私にとっても大きな自信になりました。

アカデミーの特徴とは?

講座の開発者である3人の先生が、発達に凸凹のある子どもを育てた経験のあるママである、ということです。専門家による学術的な知識も重要かも知れませんが、それ以上に毎日目の前で問題が起きていて、毎日、悩んでいるママがいます。こうしたリアルタイムで起きる問題への対処法をリアルに学べることが重要で、学校を運営する上での主体となるメンバーは、そうした経験者であることにこだわっています。

私自身もまだ子育て中ですし、大変なこともたくさんあります。私はあくまでも主催者であり、一つの療法に特化した専門家ではありません。だからこそママ目線でいられるし、あらゆる視点から考えて、本当に良いと思える内容を取り入れることができる中立的な立場を保つことができています。

「徹底的にママ目線!」というのがアカデミーの特徴であり、大切にしているところです。

 

また、大変な育児の合間に来てくれるママたちの気持ちが、少しでも前向きに楽になってもらえたらと思って、パンフレットやテキスト、終了証も凄く華やかにしています。

手に取っただけで、ママがワクワクするようなデザインにもこだわっています。

インストラクター養成講座とは?

ベーシック講座の「効果的な支援策」と「偏食と食事療法」が開講できるようになる講座です。

実はアカデミーを立ち上げた当初、このインストラクター養成講座はなかったんです。ベーシック講座が開講できる開発者の3人の先生で「全国をまわろう!」と言っていました。

しかし、たまたまある地方に行った時、圧倒的に情報量が少なく、悩んでいるママたちも頼れる人がいない、という現実を目の当たりにしました。

「家でできることなんてない、すべてはドクター頼り」で、ママたちは1人で悩んでいました。

だから、各地で講座や座談会を開ける講師を育てよう!と2018年にスタートしたのがインストラクター養成講座です。

インストラクター養成講座にはどのような方に来てもらいたいですか?

同じように悩んだ経験のあるママで、今度は何かの役に立ちたいなと思ってくださる方に来て頂きたいです。今は子育てが大変ですぐに活動できない方、役に立ちたいけれど何をして良いか分からない方、自分に何ができるのかなぁと漠然と悩んでいらっしゃる方でもいいんです。ここに来て、その方なりの貢献の仕方を見つけてもらえるとよいなと思っています。

私自身、もしこの活動をしていなかったら、いまごろ親子でどうなっていたのかな・・・と考えることがあります。もちろん、今でも子育てで大変なこともありますが、インストラクターや学びに来て下さる皆さまに勇気づけられて、支えられていると日々感謝しています。だからこそ、自分にできることは何でもしたいですし、皆さまに恩返しをしたいと思っています。

今後、実現していきたいことは何ですか?

いつか各都道府県に一人ずつインストラクターができると良いなと思います。そしたらその地域で悩んでいる方に、「何かあったらこのインストラクターに聞いてね」とか、「困ったらこの人を頼ってね」って言えるからです。

 

そういった体制ができて、一人ぼっちのママがいなくなることを目指しています。

 

 

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